整形外科
整形外科とは

整形外科とは、骨・関節・筋肉・靱帯・神経など、体を動かす仕組みである「運動器」の病気やケガを診る診療科です。
肩こりや腰痛、首の痛み、膝の痛みといった慢性的な症状から、捻挫・骨折・脱臼などの外傷、手足のしびれまで、幅広い症状に対応します。
「整形外科とは何をする科ですか」「整形外科とはわかりやすく言うとどんなところですか」と疑問に思われる方も多いですが、日常生活の中で起こる体の痛みや動かしにくさ、スポーツによるケガなどを専門的に診るのが整形外科です。
痛みは「年のせい」と片付けられがちですが、加齢だけが原因とは限らず、姿勢の乱れ、筋力低下、体の使い方のクセ、仕事やスポーツでの繰り返し動作など、さまざまな要因が関わっています。
TAISHI整形外科では、まずは何が起きているかを一緒に整理します。単に痛い部分だけを見るのではなく、症状の背景まで丁寧に確認しながら診療を行っています。
TAISHI整形外科の特徴

TAISHI整形外科は痛みのある部位だけを見るのではなく、「なぜその症状が起こったのか」「どうすれば再発を防げるのか」まで考えながら、診断と治療を行っています。また、問診・診察・検査・リハビリ・必要に応じた連携医療まで、一つひとつの流れを大切にし、患者さんが安心して相談できる診療を目指しています。
整形外科が初めての方にもわかりやすく説明し、現在の状態や今後の見通しを丁寧に共有することを大切にしています。
肩・肘の専門医が一貫サポート

TAISHI整形外科の大きな特徴の一つは、肩・肘の疾患やスポーツ障害に専門性を持つ医師が、一貫して診療にあたることです。
「投げると肩が痛い」「腕を使うと肘がつらい」「同じ部位の痛みを繰り返す」といった症状に対して、表面的な痛みだけでなく、関節の状態や筋力バランス、体の使い方まで含めて丁寧に確認します。
必要に応じてMRIなどの検査を活用し、原因を見極めたうえで、リハビリを中心とした保存療法を提案します。
さらに、手術が必要な場合にも連携医療機関と協力しながら、診断から治療、回復、復帰まで切れ目なくサポートできる体制を整えています。
整形外科でよくある疾患・症状

TAISHI整形外科でも、日常生活での負担による症状から、スポーツ障害、加齢に伴う関節の変化、外傷まで幅広くご相談を受けています。
よくあるご相談例として、「腰痛が続く」「肩が上がりにくい」「膝が痛くて階段がつらい」「しびれがある」などは受診の多い症状ですが、原因は様々です。
腰痛は脊柱の問題だけでなく、他臓器や血管の病気が関係することもあるため、見極めが重要です。肩こりも姿勢や運動不足だけでなく、頚椎や肩関節、他の疾患の随伴症状として現れる場合があります。
症状の出方や経過によって必要な検査・対応は変わりますので、「いつものこと」と我慢せず、早めにご相談ください。
頚肩腕症候群
首から肩、腕にかけて痛みやこり感、つっぱり感などが出る状態です。長時間のデスクワークや姿勢不良、筋肉の緊張などが関係することがあり、「肩こりだと思っていたら腕までつらくなってきた」という方も少なくありません。
頚椎症性神経根症
首から肩、腕にかけて、痛みやだるさ、しびれなどが生じる状態です。
加齢に伴う頚椎の変形や椎間板ヘルニアなどにより、神経が圧迫されることで起こります。症状は安静時にもみられることがあり、肩から腕にかけての痛みやしびれに悩まれる方が多くいらっしゃいます。
五十肩(凍結肩)
肩関節の炎症などにより、肩の痛みや動かしにくさが起こる疾患です。腕が上がらない、服を着る動作がつらい、夜間に痛みが強いなどの症状がみられます。整形外科では、状態に応じて検査を行い、リハビリや注射、生活指導などを組み合わせて治療します。
腱板断裂
肩を動かすために重要な腱板(インナーマッスルの腱)が傷ついたり、切れたりした状態です。転倒や外傷のほか、加齢や使いすぎによって生じることが多いのが特徴です。肩が上がりにくい、力が入りにくい、痛みが続くといった場合は注意が必要です。
上腕骨外側上顆炎・内側上顆炎
いわゆるテニス肘(外側上顆炎)・ゴルフ肘(内側上顆炎)と呼ばれる疾患で、肘の使いすぎにより痛みが生じます。肘痛の原因として最も多く、スポーツだけでなく、仕事や家事などの日常動作が原因になることもあります。
肘部管症候群
肘の内側で尺骨神経が圧迫され、小指や薬指のしびれ、手の使いにくさが出る疾患です。進行すると細かい作業がしにくくなることもあり、早めの診断が大切です。
手根管症候群
手首で正中神経が圧迫され、親指から薬指にかけてしびれや痛みが出る病気です。朝方に症状が強く出ることもあり、進行すると物をつまみにくい、ボタンを留めにくいといった症状につながります。
ばね指
指の曲げ伸ばしの際に引っかかりや痛みが起こる疾患です。腱や腱鞘に炎症が起こることで発症し、手の使いすぎや加齢などが関係します。
変形性脊椎症
加齢などにより背骨に変形が起こり、首や腰の痛み、動かしにくさの原因となる疾患です。慢性的な腰痛や首の痛みで受診される方の中にも、このような変化がみられることがあります。
腰椎椎間板ヘルニア
腰のクッションの役割をしている椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで腰痛や足のしびれ、痛みが起こる疾患です。症状の程度によっては、歩行や日常生活に支障が出ることもあります。
腰部脊柱管狭窄症
加齢変化などにより神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、腰痛や足のしびれ、長く歩くと足がつらくなる症状が出ます。休むと少し楽になるのが特徴です。
変形性膝関節症
膝の軟骨がすり減ることで、膝の痛みや腫れ、曲げ伸ばしのしにくさが起こる疾患です。階段の上り下りや立ち上がりの動作でつらさを感じやすくなります。
外傷(骨折・脱臼・捻挫)
転倒やスポーツ、日常生活での事故などによって起こるケガです。骨折や脱臼、捻挫は見た目だけでは判断が難しいこともあり、整形外科での診察やレントゲン検査が重要です。
検査方法や診断について

TAISHI整形外科では、画像検査の結果だけで判断するのではなく、患者さんの症状のストーリーを丁寧に組み立て、症状の経過や生活背景、体の使い方まで含めて総合的に評価し、治療方針を立てています。
たとえばレントゲンで大きな異常がない場合でも、痛みの背景には関節の使いすぎ、柔軟性低下、筋力のアンバランス、関節の動きの制限などが潜んでいることがあります。「痛い場所」だけではなく、痛みを生む”要因”や“仕組み”まで考え、説明し、再発予防につなげる、その姿勢を診療の軸に置いています。
そのうえで診察では、関節の動きや筋肉の状態、痛みが出る動作、しびれなどの神経症状の有無を確認し、現在の身体の状態を評価します。必要に応じて、骨の状態を確認するX線(レントゲン)検査や、筋肉・腱・靱帯・神経などの軟部組織を詳しく確認できるMRI検査を組み合わせながら、症状の原因を見極めていきます。
特に痛みの原因がはっきりしない場合や、外傷、スポーツ障害などで詳しい評価が必要な場合には、MRI検査を活用することで、より正確な診断につながります。
治療方法について

整形外科の治療では、痛みを一時的に抑えるだけでなく、症状の原因に目を向けながら改善を目指すことが大切です。
保存療法には、必要に応じた内服薬や注射に加え、リハビリ(運動療法、物理療法)、装具療法、生活指導、などがあります。腰痛や五十肩、捻挫、膝の痛みなどさまざまな症状に対して、身体の機能回復を目指しながら、再発予防までを見据えた治療を進めていきます。
また、状態が重い場合や手術が必要と判断される場合には、連携医療機関と協力しながら適切な治療につなげます。
「検査をして薬を出すだけ」という一方向の診療ではなく、診断から回復、そして再発予防までを見据えた道筋を、患者さんと一緒に考えていくことを大切にしています。
